さて、前回は、公道に出る前の練習についてでしたが、できましたか?
今回は、公道に出る前の各種装備についてです。
服装、プロテクター、車両の点検、保険等、あなたはどうしていますか?
以下、知っていて損しない内容ですので、確認してみてください。
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公道に出る前の準備
前回でバイクのコントロールの準備はできましたが、次の準備も必要ですぞ!
・ウエア
・プロテクター
・車両の点検・装備
・保険
ウエア
夏場によく見かける光景ですが、
T-シャツ、短パン、サンダル、素手のライダー、多くないですか?
それに、ぶつかったら何の役にも立ちそうにないヘルメットとその被り方。
余程、事故に合わない自信があるのでしょうか?
何が起きるかわからない公道です。
私にはこんな格好は無理。
いくら速度は遅くても、こけたら、ズル剥けは必至でしょうね。
皮がむける程度ならいいけど・・・
考えただけでもゾッとします。
どんなに暑くても、
長袖、長ズボン、手袋と靴ですぞ。
メッシュジャケット、ズボンも売ってますから、出来れば、揃えましょう。
プロテクター
これも絶対に必要なものと思っていますが、無頓着な人が多いですね。
「金かかるし、大袈裟じゃん」
と言ってるあなた。
YouTubeでバイク事故の動画を見てください。
悲惨です。
ヘルメット
これはマストアイテムですが、これにお金をケチってはいけません。
大事な頭部を守ってくれるのですから。
出来れば、フルフェイス。
肩、肘、膝のプロテクター
ちょっとこけただけでも、これが有るのと無いとでは雲泥の差。
ライディングジャケット、パンツには大概付いていますね。
お飾り程度のものもあるので、ちゃんと守ってくれそうなものに変えましょう。
胸部プロテクター
死亡事故の死因で頭部の次に多いのが、胸部損傷であることは知ってますか?
ですので、胸は絶対に守りましょう。
いろんな種類の胸部プロテクターがあって、とりあえずどんなものでもいいとは思いますが、
今、私が一番いいと思っているのが、「HYOD HRZ906 ダイナミックD3O チェストプロテクター」
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脇腹も守ってくれるのと、薄さ、柔軟性、プロテクション能力が際立っていると思います。
ちょっと高いので、手は出しにくいとは思いますが・・・
背部プロテクター
死因にはならないまでも、脊椎を損傷すると下半身まひの可能性が高くなりますから必要ですね。
腰、臀部プロテクター
ここまでする人は少ないかもしれませんが、転ばぬ先の杖です。
靴、ブーツ
足も怪我しやすいところです。バイクの下敷きになることもありますから。
一度、立ちごけでマフラーと地面に足を挟まれたことがありますが、
もしブーツを履いてなかったら、絶叫していたと思います(笑)
少なくとも、くるぶしまでカバーする靴を履きましょう。
グローブ
軍手でもなんでもいいじゃないかと思うかもしれませんが、
倒れる時には反射的に手を着くものです。
出来ればプロテクターのついているグローブがおすすめです。
エアーバッグ付きのジャケット
ちょっと高価ですが、これを着ていると安心感が違います。
流石にここまでの装備をしている人は大変少ないですが、一度着る習慣が出来ると、これ無しでは不安で仕方なくなるんですよね。
夏場は少々暑苦しいですが、事故ったことを考えるとそれも耐えられます。
私が持っているジャケットはHit-Airのエアーバッグジャケットとハーネスタイプです。
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車両の点検・装備
さて、服装が整ったら、次はバイクの方ですね。
「ネンオシャチエブクトウバシメ」
このおまじない、聞いたことあると思いますが、どうでしょう?
ネン →燃料(ガス欠防止)
オ →オイル(エンジンを壊さないために)
シャ →車輪(空気圧、摩耗、オイル付着、くぎなどが刺さっていないか)
チ →チェーン(チェーンの張り、摩耗、汚れ、さび)
エ →エンジン(異音、アイドリング、排気)
ブ →ブレーキ(バッド・ローターの減り、フルード、レバー、ワイヤー)
ク →クラッチ(ワイヤー、クラッチの切れ具合)
トウ →灯火類(ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ)
バ →バッテリー(液量、電圧チェック)
シメ →増し締め(ボルト類の緩みチェック)
めんどくさいかも知れませんが、走り始める前に確認しておきましょうね。
ETC
高速道路に乗る機会が多い人は、ETCを付けましょう。
料金所でいちいちエンジン切って、手袋外しての支払いは面倒ですし、仲間とのツーリングでは、相手を待たせてしまうので、気がせきますからね。
次に、保険です。
保険
はっきり言いますが、自賠責保険だけでは、大変心もとないので、任意保険には加入しておきましょう。
事故に遭う確率は、宝くじに当たるより、ずっとずっと高いですから。
なぜ任意保険なのか?
自賠責保険だと、加害者になった時に支払われる限度額は、
相手を死亡させた場合:3000万まで
障害:120万まで
後遺症:75万~3000万まで
実際の支払額は、億に届く場合もありますから、これでは全く足りません。
それに、
対物事故では支払われませんし、自身への保証なし。
保険会社の交渉代行やロードサービスも付きません。
転ばぬ先の杖です。
こういうところには、ケチらず、お金をかけましょう。
最後に
バイクは自動車に比べて、生身むき出しで走るわけですから、転んだり、ぶつかったりしたら、ただでは済まないのですよ。
「アッ、車へこんじゃった」じゃ済みません。
どんなに気を付けていても、事故は起こるときは起こります。
自分は大丈夫だろうと、過信しないこと。
上に上げたことをやっても、万全ではありませんが、やっておくに越したことはありません。
次回は、
「初心者が公道に出た時に気を付けること」をお伝えします。
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